第６９回劇団しし座公演
『忍の光をあびて』

作：竹内　　介
演出：北川隆一

グローバル社会　　人と人とのつながりは・・・
そして、便利さの陰で失われたものとは・・・

山田太郎は、
エリート街道をあゆみ大手企業に入社したものの倒産し、
宅配業に転身する。
しかし成績が伸びず北花田村という田舎に飛ばされる。
この村は江戸時代に忍者養成の地として作られた村だった。

ある宅配物がきっかけで、
山田は孤独な生活を続ける半蔵と出会う。
華やかな生活に憧れ、
自分の人生に満足出来ない山田と、
質素な生活に耐える半蔵。

村人達と交流を深めていく中で、
山田は便利さの陰で失われていったものに気づき、
人生の価値を見つめ直していく。